パワービルダー飯田グループの建売住宅の値引き交渉に成功して購入した私が、「少しでも安く家を買いたいけど、どう値引き交渉していいかわからない」というあなたに「建売住宅の値引き交渉を成功させるのコツとタイミング」をお教えします!
建売住宅の値引き交渉のタイミング
意外と皆さん知らないのが建売の値引きの交渉をするタイミングです。
実は私も家を探し始めるまで全く知りませんでした!
値引きの交渉はその家を買うと心に決めてから!
家探しをしている中で、なんとな~く値下げ交渉というのは実はできません!
建売住宅を内覧する際、多くの方は不動産に仲介をお願いしていると思います。
「この物件もう少し値引きできますか?」
ありがちな間違いが↑コレです。
不動産には値引きの決定権はありません。
「○○円くらいならできるかも」という不動産もいますが、あくまでも憶測で値引きができるかできないかは売主に確認しないとわかりません!
本当にこの家が買いたいと思い決心したら「あと○○円値引きして貰えるならこの家を買いたい!」と不動産に伝えましょう。
値引き交渉は、提示した金額が通ったら絶対に購入する気持ちでしなければいけません。
値引き交渉は不動産を通して内覧した場合は、不動産が売主に交渉します。
あなたは売主に直接の値引き交渉はできません!
建売住宅の値引き交渉が成功するタイミング
建売住宅の値引き交渉には「成功しやすい時期(タイミング)」があります。
・3月・9月の決算時期
・完成からもうすぐ1年となる物件
・残り最終1棟
3月・9月の決算時期
大手ビルダーの決算時期です。
この時期は値引き交渉する以前に、表示価格が下がる傾向にあります。
そこからの値引き交渉なので大幅な値下げはできないかもしれません。
しかし、トータルではお買い得になるタイミングになります。
完成からもうすぐ1年となる物件
完成から1年経過した物件は新中古といって新築の扱いではなくなります。
ぐっと価値が下がるわけです。
売主としては何とか1年以内に売りさばきたいところ。
もうすぐ完成から1年となる物件は値引きが交渉が成功しやすいです。
ですが1年売れないのには少なからず理由がありますので注意してください。
残り最終1棟
大手ビルダーの場合、2棟~6棟くらいで建築することが多く、大幅な値引き交渉が期待できるのは残り最終1棟となった時です。
値引き交渉が成功しやすいので強気な態度で交渉してみましょう。
そしてここからが大事なところ!
残り最終1棟となった時、すでに内々では価格の値下げが行われている場合があります。
たとえば、あなたが「SUUMO」や「すまいいだ」などのサイトから建売住宅を検索していたとしましょう。
そしてヒットした建売物件が最終1棟の場合、サイトに表記されている価格ではなく、すでに内々では値段が下がっていることがあるということです。
「内々での値下げ」情報を知るには不動産とつながっておくことです。
内々で値下げが行われるの理由は、物件を先に購入している方と売主とのトラブル回避のため行われることが多いようです。
新築の建売が6棟同時に建った場合、一番売れやすい物件が何かわかりますか?
答えは
一番値段が高い物件
そして
一番値段が安い物件です。
内々での値下げは「一番値段が安い物件」が先に売れた場合におこります。
数ある中で、価格が安い物件を選ぶ方は、やはりその「値段」に惹かれて購入を決意されている方が多いのです。
同時期に建った価格の高い物件が売れないという理由で、どんどん値段が下がっていったらどうでしょう。
「一番値段が安い物件」を先に購入した方の気持ちも、どんどん沈みますね。(元々価格の高い物件のほうが、日当たりや間取りなど条件が絶対にいいのですから…)
ある程度の値下げは表立って行われますが、「内々での価格の値下げ」というのがあるということを知っていて損はないです。
「価格が値下がりした後、すぐの値引き交渉は難しい」という意見のサイトも多くありますが、私は値下がり直後の値引き交渉を成功させ、今の家を購入しています。
値下げした直後の値引き交渉はうまくいけばできます!
建売住宅の値引きが交渉が難しいタイミング
パワービルダーの建売住宅の場合、完成前の物件の値引き交渉は難しいです。
ですが、絶対に無理とは言い切れませんので、ダメ元の交渉はしてみてください。
我が家の場合、物件は完成しあとは外構工事(駐車場など)のみという状況でしたが値引き交渉をし成功しました。
建売住宅の値引き交渉を成功させるコツ
相場を知る
運命の出会いを感じて即決できる方はいいですが、そうでない方は他の周辺物件の価格を見て相場を見極めてください。
建売住宅のスタート価格は高めです。
建売住宅を50件以上内覧した頃から私にも相場がだんだんわかってきました。
この物件高すぎるなと思った物件は、完成から3か月いきなり300万の値下げをして価格変更。
物件が完成後、内覧件数が少なく動きが鈍い物件はこのような急な値下がりをすることもあります。
建売住宅の値引き交渉の余地は多いにあるということです。
限界を知る
自分が出せる限界の額を明確にしてください。
そして、値引き交渉の際はその額を揺るがないものとしてください。
提示した額が通らなかった場合身を引くのです。
そうすることで希望額とはいかなくても値引きは成功します。
無理な値引き金額を提示しない
値引き交渉で200万、300万という額を提示するのは無謀です。
100万円くらいまでの値引き交渉をおすすめします。
無理な値引き金額を提示しないければ、希望満額とはいかないかもしれませんが、値引き交渉は成功すると思います。
値引き交渉の際におすすめするのは端数切りです。
3450万の物件であれば3400万でお願いしてみると値引き交渉が成功しやすいですよ。
まとめ
建売住宅の値引き交渉は成功しやすいのです。
家の購入は値引き額も大金になります。恥ずかしがらず是非やってください。
しかし忘れてはいけないことは
「あなたがいいと思った物件は他の人もいいと思っている」
ということです。
いい家は値引き交渉をしている間に他に買われてしまいます。
本当に理想の建売に巡り合えたのなら、それは奇跡ですので値引き交渉などせず即購入してくださいね。